難聴を体験して分かった5つの気づき|中耳炎から考える「伝わる話し方」

耳鳴りや難聴で聞こえにくい状態をイメージしたイラスト 人間関係

介護施設で生活相談員をしておりますわすれものです。

はじめに|話しているのに、伝わらない

「ちゃんと説明しているのに、なぜか伝わらない」

介護の現場で、こんな経験はありませんか?

実は私自身、好酸球中耳炎を患い、
耳鳴り・閉塞感・耳だれ・難聴といった症状を経験しました。

その中で強く感じたのは、

“話すこと”と“伝わること”は、まったく別物だということです。

この記事では、実体験をもとに
ご利用者の気持ち、そして“伝わる関わり方”についてお伝えします。


聞こえにくい世界は「想像以上にストレス」

好酸球中耳炎によって感じたのは、
単なる「聞こえにくさ」ではありませんでした。

  • 音がこもる不快感
  • 耳鳴りによる集中力の低下
  • 言葉の聞き取りづらさ
  • 会話についていく疲労感

これらが重なることで、
“会話そのものがしんどくなる”状態になります。

さらに厄介なのは、

「聞き返すのが申し訳ない」という心理的な負担です。


難聴体験で見えた「ご利用者の本当の気持ち」

これまで現場で関わってきたご利用者の姿が、
この体験によって少し違って見えるようになりました。

例えば、

  • 何度も同じことを聞く
  • 返事が曖昧になる
  • 会話に入ってこない

これらは「理解していない」のではなく、

“聞こえていない・届いていない”可能性がある

と感じるようになりました。

つまり、問題は能力ではなく、
環境や関わり方にあることも多いのです。


「伝える」と「伝わる」は違う

ここはとても大切なポイントです。

私たちはつい「伝えたかどうか」で判断しがちですが、
本当に大事なのは

相手にどう届いたか

です。

どれだけ丁寧に説明しても、

  • 早口
  • 情報量が多い
  • 聞き取りづらい環境

これでは、相手に届きません。

つまり、

  • 伝える=自分視点
  • 伝わる=相手視点

この違いを意識することが、
コミュニケーションの質を大きく変えます。


伝わるための「5つの話し方の工夫」

では、どうすれば伝わるのか。

現場ですぐに実践できるポイントを5つにまとめました。

正面から話す

顔や口の動きも情報になります。

ゆっくり話す

スピードを落とすだけで理解度は上がります。

短く区切る

長い説明は混乱のもとです。

一つずつ伝える

同時に複数の情報を出さないこと。

反応を確認する

「伝えた」ではなく「伝わったか」を見る。

これらは特別な技術ではなく、
相手に寄り添う姿勢そのものです。


「話すこと」は信頼関係そのもの

今回の経験を通して感じたのは、

話し方ひとつで、人との距離は大きく変わる

ということです。

  • 安心感を与える話し方
  • 不安を強める話し方
  • 信頼につながる関わり

これらはすべて、日々のコミュニケーションの積み重ねです。

だからこそ、
「話す」という行為を軽く見てはいけないと感じました。


まとめ|伝わる関わりが、すべてを変える

好酸球中耳炎という体験を通して、
私は改めて気づきました。

伝えるだけでは不十分。伝わって初めて意味がある。

そしてそれは、
介護だけでなく、すべての人間関係に共通することです。

もし今、

「うまく伝わらない」と感じているなら、

それはあなたの問題ではなく、
伝え方を少し変えるサインかもしれません。

わすれもの
わすれもの

私も好酸球中耳炎を患い、

耳鳴りや閉塞感、耳だれ、難聴など、
日常の中で小さなストレスが積み重なる感覚を経験しています。

聞こえているようで聞き取れない。
そんな状態が続くと、会話そのものが負担になることもあります。

「もう一度お願いします」と言うことへの遠慮や、
分かったふりをしてしまう自分にも気づきました。

その中で感じたのは、
“ちゃんと話しているだけでは、相手には伝わらないこともある”
ということです。

だからこそ、
相手にどうすれば届くのか。
その「伝わる話し方」を、改めて考えているところです。

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