こんにちは、介護施設で生活相談員をしていますわすれものです。
はじめて会う人と話すのって、ドキドキしますよね。
「何を話せばいいかわからない…」
「沈黙が怖い…」
「うまく話さなきゃ…」
そんなふうに思ってしまう方は、少なくないと思います。でも実は、“うまく話す”ことよりも大切なのは、ちょっとしたマインドの持ち方だったりします。
今回は、コミュニケーションが苦手な方でも実践しやすい、はじめて会うときの心の持ち方を5つご紹介します。
「うまく話そう」と思わなくてOK!大事なのは“興味を持つこと”
会話が苦手な人ほど、
「ちゃんと話さなきゃ」
「気の利いたことを言わなきゃ」
と自分にプレッシャーをかけてしまいがち。でも、最初の段階で大切なのは
【相手に興味を持つこと】
です。うまく返せなくても大丈夫。まずは、相手の話をしっかり聞いて、共感したり質問をしてみましょう。
🗨 例えばこんなリアクションでOK!
「そうなんですね!」
「それってどういうことですか?」
「私には新鮮です!」
「好かれなくてもいい」でも「敬意は持つ」
「嫌われたくない」
「変に思われたらどうしよう」
と思うと、ますます緊張してしまいますよね。でも大丈夫。
全員に好かれる必要なんてないんです。
ただし、大切なのは相手に対する“敬意”。丁寧な言葉遣いや態度を心がけるだけで、十分に信頼は築けます。
「良く見せよう」としなくていい。自然体が一番
初対面のときはつい、「ちゃんとした自分を見せなきゃ」と思ってしまいます。でも、完璧に振る舞おうとすると逆に不自然になってしまうことも…。
コツは、【素の自分”を少しだけ見せること】
🗨 例えば:
「ちょっと緊張してますが、お会いできてうれしいです」
「こういう場、いつもドキドキしちゃうんですよね」
こんなふうに自然体で伝えると、相手の緊張もやわらぎますよ。
「沈黙=悪」ではない
沈黙が続くと、気まずさを感じてしまいますよね。でも、
沈黙は“失敗”ではありません。
むしろ、沈黙があっても落ち着いていられる人のほうが、安心感を与えたりもします。焦らず、「沈黙もふつうのこと」と思ってOKです。
会話の目的は“仲良くなる”ことではなく“相手を知る”こと
初対面で「仲良くなろう!」と気負いすぎると、かえって空回りしてしまうこともあります。大切なのは、
「この人はどんな人かな?」
という素直な興味を持つこと。そのうち自然と距離が縮まっていくものです。焦らなくて大丈夫。
まとめ:気負わず、興味を持って、一歩ずつ
NGマインド | OKマインド| |
うまく話さなきゃ | 相手に興味を持とう |
嫌われたくない | 敬意を持って接すればOK |
自分を良く見せなきゃ | 自然体で少し話すだけでOK |
「話し上手」になることを目指すよりも、「感じのいい聞き手」になることの方が、ずっとハードルは低く、効果的です。
焦らず、自然体で、自分のペースで。
あなたらしいコミュニケーションを、一歩ずつ育てていきましょう🍀
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