【5つの視点】介護の敬語はどこまで必要?ご利用者との距離感を縮める言葉の選び方

介護職員がご利用者と目線を合わせ、穏やかに会話している様子。敬語と距離感を大切にしたコミュニケーションのイメージ 介護 ご利用者

高齢者施設で生活相談をしておりますわすれものです。

「敬語で話しているのに、なぜか心の距離が縮まらない」
「丁寧にしているつもりなのに、よそよそしいと言われた」

介護現場で、ご利用者との言葉の距離感に悩んだ経験はありませんか?
敬語は大切です。でも、敬語=正解とは限らない場面があるのも事実です。

この記事では、
「敬語をやめましょう」という話ではなく、
ご利用者にとって安心できる距離感をつくる言葉の考え方をお伝えします。

敬語が介護現場で必要とされる理由

まず前提として、敬語はとても大切です。

  • 人としての尊重を示す
  • 立場の対等さを保つ
  • 不快感や誤解を防ぐ

特に初対面や関係性が浅い段階では、敬語は「安全なコミュニケーション」になります。
問題になるのは、「敬語そのもの」ではなく使い方です。

敬語が「壁」になる瞬間

現場でよくあるのが、こんなケースです。

  • 丁寧すぎて会話が広がらない
  • 事務的に聞こえてしまう
  • ご利用者が遠慮して本音を言えない

敬語を使っているのに、
安心よりも距離が生まれてしまうことがあります。

これは、
「言葉が正しいか」ではなく「気持ちが届いているか」の問題です。

ご利用者との距離感は「言葉の温度」で決まる

距離感を決めるのは、敬語かどうかではありません。
ポイントは言葉の温度です。

たとえば、

「お食事はいかがですか?」
「今日はあまり進まなかったですね」

どちらも敬語ですが、
後者の方が相手を見ている感じが伝わります。

✔ 敬語+共感
✔ 敬語+観察
✔ 敬語+一言の気づき

この組み合わせが、ちょうどいい距離感をつくります。

「馴れ馴れしい」と「親しみ」の違い

距離を縮めようとして、逆に注意されてしまうケースもあります。

  • あだ名で呼ぶ
  • 子ども扱いする
  • 馴れ馴れしい口調になる

これは「距離が近い」のではなく、
相手の立場を飛び越えてしまっている状態です。

親しみとは、
相手が安心して受け取れる言葉であること。

その基準を決めるのは、ご利用者側です。

迷った時の判断基準

迷った時は、次の3つを意識してみてください。

  1. この言葉は「尊重」を含んでいるか
  2. 自分の都合で楽になっていないか
  3. ご利用者の表情はどう変わるか

正解を探すより、相手の反応を見ることが一番の答えになります。

まとめ|敬語は「守るもの」ではなく「つなぐもの」

介護の敬語に、完璧な正解はありません。

大切なのは、

  • 敬語を使うかどうか
  • 砕けた言葉にするかどうか

ではなく、

「この人と、どう向き合いたいか」

敬語は距離を取るためのものではなく、
安心をつくるための道具です。

ご利用者一人ひとりに合わせた
「言葉の距離感」を、現場の中で少しずつ育てていきましょう🍀

わすれもの
わすれもの

敬語ばかりだと、少しよそよそしく感じることもありますが、その人が望む距離感に合わせることが大切です。安心できる存在になると、ご利用者も心を許して「この人でいい!」と思ってくれるのかもしれません。

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