“いい人”をやめたら、人間関係がラクになった|気疲れしない距離感のつくり方

いい人をやめて人間関係がラクになった男性のイメージ 日常

「なんで私ばっかり…」と思っていたあの頃

「“いい人”でいようと頑張ってきたけど、なんだか疲れてしまった…」

そんなふうに感じたことはありませんか?

私もかつては、嫌われないように、波風を立てないように、いつも自分の意見を抑え気を使って生きてきました。

でもあるとき、“いい人”をやめたことで、人間関係が驚くほどラクになったのです。

今回はその体験を、やさしく振り返りながらお話しします。

「いい人でいよう」。


そう思って過ごす毎日は、一見やさしさに満ちているようで、実は自分をすり減らしていく日々になります。

頼まれたことは断らない。(断れない・・)
無理なお願いにも笑顔で応える。(断れない・・)
気が進まない誘いにも付き合う。(断れない・・)

でも、家に帰るとぐったり…。
心の中では、こんな思いが渦巻いていたんです。

「なんで私ばっかり…?」

「いい人=正しい」と思い込んでいた

なぜ、あんなにも“いい人”であろうとしたのか。
それは、

「嫌われたくない」

「悪く思われたくない」

という強い恐れからでした。

また、いい人でいる事が【社会人としての姿】とも思っていました。

✔ 人に頼られる=価値がある
✔ NOと言うのは冷たい人
✔ 自分が我慢すれば丸く収まる

——そんな思い込みが、自分を縛っていたのです。

でも、本当はこうだったのかもしれません。
“いい人”でいないと、自分には魅力がない…。

「いい人」をやめてみたら、想像以上にラクだった

ある日、仕事で立て続けに無茶なお願いをされて、心が限界に…
勇気を出して、

「それはちょっと出来ません!」

と伝えてみたら…意外にもアッサリ

「そうだよね、分かりました。」

と言われたんです。

その時、

【断る時の一瞬の勇気より、断らずずっと仮面を被っている方が楽だ

という事に気づいたのです!

そこから、“いい人”をやめる練習を始めました。

✔ 断るときは、やさしい言葉を添えて
✔ 無理をしないと決める
✔ 合わない人とは距離を置く

気を遣う人間関係が減り、代わりに「本音で話せる関係」が残りました。
“いい人”じゃなくても、人間関係ってちゃんと成り立つんだ——そう気づけた瞬間でした。

「嫌われない」よりも「疲れない」を選ぶ

“いい人”をやめることは、わがままじゃありません。
それは「自分を大切にする」と決めることです

気を遣いすぎる関係より、自然体でいられるほうが人は安心します。
自分に正直になると、むしろ人間関係がラクになる。
不思議ですが、それが現実でした。

“いい人”をやめたい人におすすめの3つの行動

私が実際にやってみて効果があった「自分を守る行動」をご紹介します。

「今それ、やりたいこと?」と自分に聞く

何かを引き受けるときは、まず“自分の気持ち”を確認。
無意識の「YES」を減らすだけで、心が軽くなります。

1日1回は“断る練習”をする

たとえばコンビニで「レジ袋いりますか?」に「いりません」と言ってみる。
小さなNOが、大きな勇気に変わっていきます。

疲れたら「離れる勇気」をもつ

合わない人とは、無理に仲良くしなくても大丈夫。
人間関係は“数”より“質”です。

まとめ:その「優しさ」は、自分にも優しいですか?

もし今、人間関係に疲れているなら、それは「いい人」ではなく、「無理をする人」になっているのかもしれません。

“いい人”をやめると、人間関係はもっとラクになります。
もう、無理しなくていいんです。みんなに好かれる必要もありません。
ほんの少しだけ、自分を守る選択をしてみませんか?

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