「褒める」という呪文を唱えた

介護

『Aスタッフはレベルが上がった

  • ストレスが減った
  • 喜びが増えた
  • 利用者に優しくなった
  • やる気が上がった
  • 自信が増えた
  • チーム力が上がった

高齢者施設で相談員をしておりますわすれものです。今回「褒める」コミュニケーションについてお話します。

愚痴や注意が多い現場

ゲーム感覚で、はじめてみましたが、皆さまの職場で褒めている·褒めらている事は多いですか?

どちらかと言えば、

スタッフ
スタッフ

きちんとコール対応に行ってください!

スタッフ
スタッフ

言葉使いが荒いですよ!

スタッフ
スタッフ

洗い物に時間掛かりすぎです!

スタッフ
スタッフ

優先順位をつけて行動してください!

業務の忙しさもあり、注意や愚痴が多くなっていないでしょうか?

  • 利用者の事故を防ぐ為に
  • 認知症利用者の対応が難しくて
  • 業務を効率よくこなす為に
  • 休憩時間が取れなくて
  • 医務や相談員と連携が取れなくて

在宅の介護と違い、施設では何十名の利用者がいます。その方達を、数名のスタッフで対応してくので、対応の困難さもあり、どうしてもストレスが多くなってしまう現状があります。

褒める事の効果

多忙な業務の中で、愚痴は自然と出ますが、相手を褒める事は、なかなかないのかもしれません。でも、褒める事をスタッフ間で意識していくとどうなるでしょう?

はじめは、「ちょっと恥ずかしい」気持ちになるかもしれません。でも、それは、仕事に対するストレスの緩和や、やる気スイッチになります。

スタッフ
スタッフ

私の事、よく見てくれてるんだなぁ。嬉しいなぁ。

相手に、そのように思ってもらうことが大切です。

  • 認めてくれた
  • 自信が持てた
  • 仕事に対するモチベーションが上がった
  • 自分の良いところが発見出来た

ただ、褒めると言っても、褒めすぎる事は、相手が警戒して、効果がなくなってしまいます。また、「凄い!」「素敵!」等の感情的な表現だけでなく、具体的に褒める事が大切てす。

利用者のサービスに繋がる

利用者の行動を把握して、ケアを考察していく事は大切な事です。

でも、利用者のケアをするのは、現場のスタッフである事を、忘れてはいけません。

イライラしたスタッフのケアは、利用者に不満を募らせてしまいます。

無気力なスタッフのケアは、利用者に不安を募らせてしまいます。

いい加減なスタッフのケアは、利用者に混乱を募らせてしまいます。

スタッフの対応で、利用者は変ってしまいます。そのため、スタッフの心理的なケアを行う事も同時に必要です。

お金や道具は必要ありません。コミュニケーションの中に、「褒める」技術を少し取り入れてください。そしたら、もっとスタッフ間の信頼関係が出来、それが利用者へのより良いサービスに繋がると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました