高齢者施設で相談員をしておりますわすれものです。
女性が7割以上と言われる介護現場では、独特の人間関係があります。そのため、スタッフ間の報連相がなっていなかったり、居心地が悪く退職され、結果的に慢性的な人材不足にも繫がっている状況があります。
生活相談員として、家族やケアマネジャーから相談される事は日課ですが、現場のスタッフから相談されることも珍しくありません。
もし、女性スタッフがあなたに悩みや愚痴を話してきたら、
《アドバイスより共感を》
を基本姿勢にしてみてください。女性の心理は、
まずは話を聞いてほしい
という思いが一番にあります。そこで、「◎◎したらいい」というアドバイスは、不安や不満を持っている場合には、直接的な解決策には結びつきません。
むしろ、悲しみや辛さ、大変さといった感情に共感してあげて、その感情を言葉にしてあげる事が求められます。そうすることで、
話を聞いてくれた
という思いから、心のモヤモヤが取れたり、安心感や自信そして信頼関係の構築にも繋がっていきます。
真面目な人が傷ついて、優しい人が病んで、正しい人が責められるこのご時世。優秀な人材が職場に留まってもらうためにも、生活相談員としてコミュ力を高め、スタッフの支えになっていきたいと思います。
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