高齢者施設で相談員をしておりますわすれものです。
早いものでもう4月になりました。最後の更新が1月でしたので、如何にブログを怠けていたか…
相変わらず、生活相談員として業務に就いてますが、ここ4ヶ月間で退所される(亡くなったり、入院して戻って来れなかったり)利用者が続いております。
このような施設なので、いつどうなってもおかしくない利用者が多いのは現状としてありますが、それにしても老衰から急変で、様々な形で退所されています。
生活相談員としては、如何に空きベットを無くすか、経営の面も考えていかなければなりません。施設はホテルではありませんので、早いもの順ではなく入所待機者名簿が存在します。そこで、施設の空きが出来次第、順番が高い方からお声掛けさせて頂きます。
ただ、「今日退所の方が出ましたので、明日から入所どうぞ」と、簡単な流れではありません。順番が高い方は、ご自宅の生活が困難なケースが多い事から、病院や老人保健施設、または他施設でのロングショートスティをご利用されている方がほとんどです。
また、入所申し込み時期と現在の状態も変わっている可能性が高い事から、改めて現在のご様子(ADLや認知面)を知る為、サマリーや面会を依頼したり、施設入所になるとかかりつけ医も変わる為、主治医意見書を作成してもらう等、時間を要してしまいます。
つまり、退所されそうな利用者が事前に把握出来ていれば、待機者名簿からご家族に入所意向を確認して、関係機関と情報交換して、退所が出た場合でもなるべく短い期間で入所者を埋めていく対策が、生活相談員に求められるわけです。
ただ、立て続けに退所が出ている我が施設。介護現場では、正直な所利用者が少なくてラッキーと思っているスタッフもいるかもしれません。逆に、生活相談員は、新規の利用者の情報収集と個人シートの作成、面会の日程、契約の準備、ケアプランの作成と、現場と相反する形で慌ただしい日々が続いています。満床にするためにも、もう少し踏ん張りが必要みたいです。
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