はじめに:最近、ご機嫌な時間、ありますか?
高齢者施設で生活相談員をしていますわすれものです。
あなたは今日、何回くらい笑いましたか?
中学生でも、高校生でも、大人でも、
「なんだか気分がのらないな」
「イライラすることが多いな」
って感じる日、ありますよね。でも、そんな毎日がずっと続いてしまうと、心も体も疲れてきてしまいます。
そこで今回のテーマは「ご機嫌に過ごすメリット」について。
「自分をご機嫌に保つ」ことは、
- ストレス対策
- メンタルの安定
- 人間関係の改善
実に多くのメリットがあると感じています。
ご機嫌ってどういう状態?
「ご機嫌」とは、ただ楽しくはしゃぐことではありません。
・リラックスしている
・安心できている
・やりたいことに集中できている
・ちょっと笑えることがある
つまり「心のバランスがとれている状態」のことを指します。
ご機嫌なとき、人は脳からセロトニンやオキシトシンといった「幸せホルモン」が出ています。これが、心の安定につながるのです。
ご機嫌でいる3つのメリット
① ストレスに強くなる
ご機嫌でいると、ちょっとしたことに動じにくくなります。
たとえば、誰かにイヤなことを言われたときでも、
「まあ、そういう人もいるよね」と受け流せたり、
「それでも、自分は自分」と思えたりします。
これは心が落ち着いているからこそできること。
ストレスに強い人は、決して何も悩まない人ではなく、「心の回復力=レジリエンス」がある人なのです。
② 人間関係がよくなる
ご機嫌な人のそばにいると、不思議と安心します。
これは心理学で「感情の伝染」と呼ばれる現象。
笑顔は、見るだけで脳の緊張をゆるめ、相手の表情や声のトーンまで変えてしまう力を持っています。
逆に、イライラや怒りも伝染します。
だからこそ、「自分の機嫌は、自分でとる」が、人間関係を円滑にするカギなんですね。
③ ものごとがうまくいきやすくなる
精神的に安定していると、視野が広くなります。
新しいアイデアも浮かびやすく、集中力も高まり、結果として勉強や仕事、趣味にも良い影響が出ます。
また、ご機嫌な状態は「今この瞬間」に集中している状態。
これはマインドフルネスとよばれる、現代の心理療法でも重視されている心のあり方です。
ご機嫌をつくる!かんたん3ステップ
では、どうすればご機嫌な時間をふやせるのでしょうか?
ここでは、今日からできる3つのステップをご紹介します。
ステップ1:朝の5分を「自分の好き」に使う
好きな音楽、好きな動画、朝日を浴びながらストレッチ。
「自分の心地いい」を1つだけ選んでみてください。朝の気分が整えば、その日1日が過ごしやすくなります。
ステップ2:1日に1回、「ありがとう」を言う
感謝の言葉は、自分の心を整える魔法の言葉。
親でも、先生でも、友達でも、「ありがとう」を言ったあとは、なぜか自分も気分がよくなります。
ステップ3:夜に「よかったこと日記」をつける
どんなに小さなことでもOK。
「今日、コンビニの店員さんが親切だった」
「好きな夕食が出た」
「テストで思ったより点が取れた」
この習慣を続けることで、“よかったこと”に気づく心が育っていきます。
よくある誤解:「ご機嫌=いつもポジティブ」ではない
ここで1つ、大切なことをお伝えします。
「ご機嫌でいよう」とすると、かえって無理してしまう人がいます。
でも、ご機嫌とは「明るくふるまうこと」ではなく、「落ち着いた気持ちでいられること」です。
怒っても、泣いても、落ち込んでもいい。
その気持ちをいったん受け入れた上で、少しずつ立て直せばいいんです。
それが本当の意味で“自分をご機嫌にする”ということ。
おわりに:ご機嫌は「スキル」です
生まれつき明るい性格じゃないと無理?
いえいえ、ご機嫌は“才能”ではなく“スキル”です。
ちょっとしたコツや習慣で、誰でもご機嫌な時間を増やすことができます。
今日の自分をほんの少しだけ、大切にしてみてください。
ご機嫌な毎日は、自分にとっても、まわりにとっても、きっといいことづくしですよ。
コメント