介護施設で生活相談員をしておりますわすれものです。
仕事は好き。でも、上司が使えない——。
そんなもどかしさに、あなたは日々耐えていませんか?
指示が曖昧。
人の仕事量を見ていない。
困っていても知らん顔。
…なのに、自分はちゃんと「上司」でいるつもり。こんな「使えない上司」に振り回されて、心がすり減っている人は、決してあなただけではありません。
使えない上司あるある【実例つき】
介護現場でよくある“上司トラブル”を挙げてみます。
忙しいのを知っていても、手伝わない
- 何も知らないのに、横から口を出してくる
- 利用者対応を避け、デスクにずっと座っている
- 相談しても「うーん」で終わる
- 上にはいい顔、下には押しつけ
- 挨拶を進んでしない、無視をする
- 感情的になりやすく、怒鳴ったりイライラを表に出す
- 嫌味や悪口を言う
- 言っている事と行動がともわない
どうでしょうか?入力しているだけで、私も気分が滅入ってきました。(笑)
実際には介護現場だけではなく、あなたが働いてらっしゃる職場で「あるある…!」と頷いた方も多いのではないでしょうか。
なぜこんなにイライラするのか?
それは、
「上司なんだから〇〇してくれるはず」
という“期待”があるからです。その期待が裏切られる事で、イライラが生じてしまいます。
また、自分が忙しいのに上司がラクしているときに湧くのが、
「なんで私ばっかり」
という“不公平感”。不平等な扱いを受けていると感じることが主な原因です。
この2つがそろうと、怒りや疲れはどんどん積み重なります。
それでも、心を守るためにできること
上司はすぐには変えられません。
だからこそ、自分の心の守り方を工夫することが大切です。
「期待しない」ことでイライラを減らす
「この人には最初から期待していない」と決めるだけで、感情のぶれが小さくなります。
割り切って仕事上の関係と考えることで、感情的なストレスを軽減できます。
やることを“見える化”して自衛する
たとえば、日報やスケジュール表を細かく残すことで、
「自分の仕事量」
を可視化できます。取り組むべき作業や進捗状況を「何を」「いつまでに」やるのかを明確にします。
目に見える形で整理・管理することで、全員が状況を把握することになり、役割分担やサポートがしやすくなるのを武器にします。
→ 評価を受けるときや、誰かに訴えるときの証拠にも。
信頼できる人と話す
「誰にも言えない」
が一番つらい。気持ちを整理するだけでも、ストレスは軽くなります。
- 気持ちが軽くなり、精神的な負担が和らぐ
- 客観的な視点やアドバイスを得られ、自分だけで抱え込まずに済む
- 不安や孤独感が解消され、前向きな気分転換につながる
- 信頼できる人と話すことで、問題を冷静に捉え直すきっかけになる
話すことで孤立感が薄れ、問題解決のヒントが得られやすくなるため、上司のストレスを感じたら積極的に誰かに相談しましょう。
限界が来る前に、選択肢を考える
どうしても無理なときは、
転職・異動・相談窓口の活用も。「逃げ」ではありません。
【まとめ】
上司のせいで心が折れそうになる日もあります。でも、あなたが今頑張っていることは、
“誰かのフォロー”
ではなく、
“あなたの誠実さ”
です。
あなたの価値は、上司に振り回されて決まるものではありません。
ちゃんと見てくれている人が、きっとどこかにいます。
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