高齢者施設で相談員をしておりますわすれものです。
小学生1年生の息子ですが、たまにご飯を食べるスピードが極端に遅くなり、それが2.3日続く事があります。
『どうかあるの?』
と、聞いても
『どうもない』
『お腹減ってないの?』
と、聞き返すと
『まだ、食べれる』
『そしたら、早く食べなさい!』
と、注意するけど、ちびちびちび。。
結果的にパン一枚に、一時間掛かる場合もあります。
早い時は早いのに、遅い時は極端に遅い。『お腹が一杯』『具合が悪い』と、話してくれればいいのに、『大丈夫』と言ってきます。子供ながら、大丈夫と装いたい気持ちの現れなのかと思いますけど、原因が分からないので、こちらも困ってしまい心配にもなります。
ご飯を食べない利用者は?
施設でも、食事は健康のバロメーターの一つとして捉えます。利用者が食事を食べない時、「仕方ない」で終わらせるのではなく、食べない理由を探るのは、現場のスタッフとして大切な事です。
そこで、食事を食べない理由は、どこに着目したらいいか?ポイントを挙げていきたいと思います。
食事編
食事が原因と思われるポイントです。
- 嫌いなおかずがある
- 量が多すぎる
- 食材にアレルギーがある
- 嗜好の問題
- 別の食事がしたい
- 変な臭いがする
- 美味しそうに見えない
- 味付け
- 彩り
体調編
体調が原因と思われるポイントです。
- お腹が減っていない
- 歯が痛い
- お腹が痛い
- 頭痛がする
- 吐き気がする
- 胃が痛い
- 手が痛くて食べれない(箸が持てない)
- 眠たい
- ボッーとする
- 熱がある
- 食欲がない
- お尻が痛い(車椅子の座り心地が悪い等)
- トイレに行きたい
- ムセが怖くて食べれない
- 悩みがある
- ダイエットしている
環境編
食事が出来る環境かどうかのポイントです。
- 入れ歯が入っていない
- 箸、スプーンがない
- テレビが気になる
- 周りの方の食べ方が汚い
- うるさい
- テーブルの高さがあっていない
- 視界に食事が入っていない
- 暗くて食事が見えない
- 認知面で食事の認識が出来ない
- 誰かと一緒に食べたい
- 怖い人がいる
- 恋している
- 洋服が濡れていて気持ち悪い
以上、3つのスポットに当てて、考察してみました。もちろん上記以外にも、様々な原因が隠れていると思います。
食事量の結果だけではなく、食べる過程にも目を向け、解決できる所から対策を行い、美味しく食事が出来る当たり前の生活が、少しでも可能になればと思います。
それでは、家の息子はどれが原因か。ん〜、もう少し様子見ます。
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